何度目の青空か

書きたいことだけ書いてます

個人的Toxxxic解釈

個人的に色々考えてみました。

似たようなのがあったら別のところでも

書いたんでたぶんそれわたしです、さっせ。



藤ヶ谷研究員
製薬会社の研究所に勤務。
勤務態度も優秀で研究熱心だが、それがのちに仇となる。
ある薬の研究中、成分量を変えると惚れ薬になることに気づいた藤ヶ谷研究員。
最初は気づいただけで放置していた(むしろ注意していた)のだが、好きな人が出来どうしても振り向いて欲しい藤ヶ谷研究員は製薬することに。
本来の仕事の合間にやっていた程度だったが、段々と仕事そっちのけで研究を行うように。
研究所内の薬物の無断使用などがバレ、勤務態度も徐々に悪くなっていたこともあり研究所を
クビになってしまった。
仕方なく自力で研究できる環境をなんとか整え研究を続け、試薬を作れる段階まで進んだ。
この頃から研究員から教授に自らの呼び名を変更。
今までは動物などに試していたが、人間を使っての実験段階に進みたいと思った藤ヶ谷教授は
研究所勤務時代の後輩に声をかけ人体実験を行うようになる。
また後輩だけでは足りず、後輩の友人なども実験に使われたとの噂も。
最終的に自身も薬物中毒状態で発見され、警察に捕まることになる。

カワシマノエル
製薬会社の研究所の研究員で藤ヶ谷教授の後輩。
藤ヶ谷教授に心酔しており、尊敬や憧れを超えた感情を抱いていた。
勉強熱心で幼い頃から成績優秀だが「勉強が出来て当然」という教育方針だったため褒められた記憶がなく、褒めたり認めてくれる藤ヶ谷教授に信頼などをよせていた。
一方で藤ヶ谷教授はノエルよりシメカケの方に興味があり嫉妬心を抱いていた。
藤ヶ谷教授が退職後も研究所の薬をこっそり提供するなど協力を行っていた。
研究が進み検体を探しているとの話を聞き、研究所を退職してまで真っ先に名乗りを上げた。
藤ヶ谷教授が喜んでくれるのならば自身が人体実験によって死ぬことも厭わないと思っているので、どんな薬を渡されようがどんな環境下に置かれようが拒むことなく受け入れる。
最初は弱い薬ばかり投与されていたが、長年人体実験に使用され実験に使い物にならないどころか、解毒剤も使用できないほど蝕まれてしまっている。
薬が効いていても割と理性があり、藤ヶ谷教授が喜んでくれるのならば手段を選ばない。他の実験体が少しでも嫌がったり抵抗しようものならどんな手を使ってでも教授に差し出す。
しかし本当は藤ヶ谷教授と共に実験を行いたいと思っていて、薬が切れたときに悲しそうな顔をする。本人も周囲ももう助からないことはわかっていて、遅からず近づく死を受け入れている。
警察の捜査後も藤ヶ谷教授の手助けがしたいと思い、いつ戻ってきてもいいように研究所の設備を整えている。


シメカケリュウ
製薬会社の研究所の研究員で藤ヶ谷教授の後輩だが、薬剤師の資格はない。
事情があり親がおらず進学も満足にできなかったが、興味のあることへののめり込みは凄まじいものがあり、独学で薬物の知識を得てその知識量は膨大。そのため逆に藤ヶ谷教授が信頼を寄せ可愛がっている。
製薬会社退職後の教授の行方は知らず興味もなかったが、仕事中偶然見かけた資料で行方を知り、会社で縛られた研究ばかりやっているより面白そうであると好奇心から退職しノエルに少し遅れながら教授のもとへ。
恐怖より好奇心が勝るタイプで自身が検体として使用されることに躊躇いは一切ない。
教授が失敗だったと放棄した薬物も自身が再研究し自らを検体にしようすることがあり強い薬でも躊躇なく口にする。
結果がどうであれその過程を楽しんでおり、結果的に実験にも使えないかつ解毒剤も意味をなさない体になってしまった。
シメカケ自身実験によって死ぬことに恐怖はなく、後悔もない。
警察の捜査後は研究所には戻らなかったが、自身で薬物の研究や製薬を行っているとの噂。


マツクラカイト
他の研究員の後輩で研究員の中では一番下っ端。研究所へは騙されてやってきた。
実験内容や自身が検体に使われることもよく知らないまま連れてこられた為初期は抵抗した。
人体実験に使われることに拒否も承諾も選択肢を与えられず人体実験に使用された結果、もう
救いようのないほど体に薬が回っている。
最初はわけもわからぬまま薬を飲んでいたが、次第に薬を飲むことによって一時的ではあるが快楽を得られることを知ってしまい自ら薬を欲するようになってしまった。
その結果、実験と関係ないときも教授の目を盗み薬を服用し生きているのが不思議なほど体は蝕まれている。薬と自身の体との相性が良かったためか、効きが大変よく薬の本来の効果以上の症状が出ている。ODしており薬を飲んでも快楽は得られないし解毒剤は効かない。
藤ヶ谷教授自身、ここまで効果が現れるとは思っておらず恐怖からマツクラにあまり関わりたくないと思い見放されている。
死への恐怖がすごくあり死にたくはないとは思っているが、快楽のために薬が欲しい気持ちもあり自分の中で発狂寸前。
警察の捜査後、すぐに病院に運び込まれたがどんな治療法も意味がなく最終的には薬を求め病院を抜け出し教授の帰りを待つ研究所をまざし彷徨っているらしい…


ナカムラカイト
「時給の高い治験のバイトがある」と誘われて研究所にやってきた。
彼の実験に使われた薬は完成状態に使い物だったのですぐに体に異常を来たすものではなかったが、連日人体実験に使用されまた薬と身体的相性がよかったこともあり徐々に蝕まれていった。だがその変化に教授も本人も気づいていない。
マツクラが狂ってしまった前例があるので教授自身ナカムラの扱いは細心の注意を払われており、投薬などは教授自身が管理している。
人体実験当初は時間になると無理やり薬を飲まされるので嫌がっていたが、徐々に薬は美味しいし一時的でも快楽を得られるので投薬の時間が楽しみで待ち遠しく仕方なくなっている。
薬が聞いているうちは大人しいが薬が切れると凶暴化する。
警察の捜査後、解毒剤によって体は正常に戻り人体実験の記憶も退院後にノエルの手によって消されている。その後普通の生活を送っていたが、ある日ふとしたきっかけで薬で得た快楽を思いだし、微かな記憶を頼りにあの研究所にたどり着くことになる…


捜査後、薬は実はただのシロップだったことが判明した。
思い込みで体内で勝手に変化が起き勝手に発狂していっただけ。
かつ教授の投薬方や環境づくりが上手く、シロップを欲しがるような食事制限など甘いものを欲しがるような環境を作り出したからはまっていった。
マツクラはもう完全に薬だと思い込んでいるので、薬(だと思っているシロップ)なしでは生きられない体になってしまっているし、ナカムラも閉鎖的な環境下で唯一の楽しみであるシロップを与えられる時間が待ち遠しくて仕方ないと思っている…?